チラシを配っても、なかなか集客が上手く出来ないとお悩みの方も多いかと思います。
チラシは配るまでも大変です。まず内容を考えて、次に原稿作成。
原稿はチラシを業者に頼んだり、自分で頑張って作成したり。
そして配布です。
枚数もいくらでも増やせるわけではありません。チラシの作成・印刷・配布、全て合わせるとそれなりの広告費がかかります。
チラシを配布する限りは、当然広告費を補うだけの利益を上げないといけないし、効果的な配布方法を模索する必要があります。
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チラシ内容はターゲットを明確にする
チラシ集客でまず大事なのは、ターゲットとなるお客様を決めることです。
全ての年代がターゲット、男性女性関係なくみんなに利用してほしい。というお店・会社もあると思いますが、全てをターゲットにしてしまうと、どうしても響かない内容のチラシになってしまいます。
特にペルソナを考えることが重要です。
ペルソナとは、届けたい方の年齢・性別・職業・家族構成・収入などを決め、その方にどうしたらチラシに反応をしてもらえるかを考えることです。
例えば、塾のチラシだと、女性の奥様・子供は何人?夫婦の収入は?と考えていくと、その方に響くチラシを作成出来るようになります。

お弁当屋さんが、法人向けにチラシを作成したとします。一般家庭には配らず、会社関係に配ります。
そうすると、届けたい方は何人以上の会社で、いま現在昼はどうしてしてるのか?会社の誰に向けてチラシを作るのか(社長?事務員さん?)を考えると、相手の方への便利を追求出来たり、どういう届け方がいいのか?会議などで使ってもらえる内容にするべきか?など明確になってきます。

女性目線のチラシが増えてきている
ある酒屋さんのお話ですが、チラシといえば特売チラシが一番シンプルに値段を安くするだけなのでヒットさせやすい。というのがありますが、近頃はスーパーなども安く、少し値段を下げたくらいではなかなかお客様が集まらなくなっています。利益も減るだけですし。
お酒なので、ついチラシを。焼酎のこと・日本酒のことにしてもついおじさん目線で作ってしまっていました。
しかし、チラシが家に入って、手に取って見るのは誰か?いらないと思ったチラシは一瞬でごみ箱行きにされてしまいます。
お父さんに届くまでに、奥さんに気にいってもらわないといけません。
それに、女性のお酒を飲む方は右肩上がりに増えています。
そこで、「女性の宅飲み提案」「いつも頑張る旦那さんへ月1回のご褒美焼酎」「自転車で重たいものを運ばなくても届けますよ」など目線を変えてチラシを提案することで、来店客が増えた事例もあります。
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チラシはデザインが重要
チラシ業者に依頼する方も多いと思います。
しかし、予算はあまりかけれないから、出来れば自分で作成したい。という方も多いでしょう。
特に、こまめに内容を変えたり、定期的に中身を変えて配布したりしたい場合は、自作したいですよね。
パソコンに入っているエクセルを使うことで、様々なチラシを作成することも出来ます。
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チラシのデザインにはコツがあります。
色の使い方・余白の取り方・画像の使い方など、デザインについても書きました。

でも、完全に一から作るのって大変かも・・と思われる方もおられるかと思います。
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実店舗のあるお店は定期的にイベント開催
チラシで集客をあげるのに、効果的な1つとして「イベント」があります。
お得なイベント・楽しいイベントは、お客様の来店動機の大きなきっかけになります。
「スタッフが少ないから、イベントとか難しい」という方は、少人数でも出来るイベントを考えてみましょう。
売上にもつながり、お客様にも喜んでもらえたら言うことなしですよね!
イベント内容は抽選会・体験会・子供向け企画など様々なことが考えられます。
ただし、告知はチラシだけに頼ってはいけません。
事前告知として、店頭でPOPを貼る。ハンドチラシで来店のお客様に告知していく。SNSを使って告知する。
出来るかぎりの告知方法を使って、当日来て頂けるようにしましょう。

チラシの配布方法はポスティングが良い
チラシを配布するのに、新聞折込がいいか、ポスティングがいいか悩まれる方もおられます。
これは、地域性にもよります。
都会で、チラシを配布出来ないマンションばかりの地区ならば、折込のほうがいいかもしれませんが、新聞の購読率は年々減っています。
特に、若い世代になればなるほど、購読数は少ないです。
20代30代をターゲットにするのに、新聞折込にしても情報は届きません。
確実に、届けたい地区にチラシを配布するにはポスティングが一番効果的です。
ポスティングは業者に頼んでもいいですし、自店のスタッフを使って配るのもいいです。
ただし、配る期間に余裕を持たないと、雨で配れなかったりする場合もあります。
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ポスティングは年間通して計画的に内容を考え定期的に配布することが一番効果的です。
まとめ
チラシの集客は、一度配れば結果が出るものではありません。
日々内容を考え、効果がなければ何がいけなかったのかを考え検証していきましょう。
定期的に配布し、自店を忘れられないようにすることが重要です。
季節に応じた提案・イベント・ターゲット選定など、考えることはたくさんありますが、お客様に喜んで頂くためにどういうチラシがいいかを常に意識するようにしましょう。
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