チラシ・POPを作っていると、ついつい真面目な感じになってしまいませんか?
不真面目?楽しいチラシ?の境目って結構難しいんです。
チラシを作る基本は、お客様に興味を持ってもらえるようなキャッチフレーズやタイトルを考え、中身は自店の伝えたいことを書き、デザインは見やすさを・・・
みたいなことばかりを考えてしまいます。
もちろんそれでいいのですが、チラシは手に取ってもらい見てもらい、読んでもらって初めて価値があります。
そして、取り扱う商品はお客様が納得するものでないといけません。
老舗日本酒蔵 渡辺酒造店
今回ユニークなチラシを作り続ける渡辺酒造店さんをご紹介します。
渡辺酒造店さんは岐阜県古川町にある老舗の酒蔵です。
明治時代から酒造りを始め、岐阜県では最も飲まれている酒蔵さんです。
蔵のキャッチフレーズは「日本で一番笑顔あふれる蔵」
このキャッチフレーズだけ見ても、スタッフが楽しんでお客様に喜んでもらえるよう美味しいお酒を提供してくれるな。と言うのが伝わってきます。
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商業界チラシ・DM大賞「大賞受賞」
全国各地から優れたチラシDMを募集し、324の応募の中でトップに立ったのが、この渡辺酒造店さんです。
今回大賞を受賞したチラシです。
渡辺酒造店さんに、ブログでチラシの画像を使って書いていいですか?問い合わせし許可を頂いたので参考に宣伝させていただきます。
左のカッパ出現のチラシが大賞に選ばれました。
これが日本酒のチラシ?って思いますよね。表面あ遊び心満載、でも中面を見ていくと、お酒を飲んでみたいと思わせる見せ方が沢山。。
チラシ全体が、しっかりとストーリーを持って考えられています。
渡辺酒造店さんは、このチラシだけではありません。
いつもこのような感じで「これが日本酒蔵のチラシ?!」というようなのをたくさん作っています。
ユニークなチラシ作りの秘訣は、スタッフが楽しむこと
ユニークなチラシってどうやって作るのだろう。。と思うこともあります。
このようなチラシを作るのに一番大事なことは、スタッフが仕事を楽しみ、自社の商品に愛情をたっぷり注ぎ、お客様に喜んでもらうことをひたすら考えることじゃないかと思います。
従業員さん、バイトも巻き込んで、いかに色々なアイデアを出し合えるかチームワークと、方向性の共有。トップの人の考え方が重要になります。
ここまでクオリティの高いチラシは個人で作るのは難しいです。
でも、お客様に喜んでもらうことを考えることで、今までと違ったチラシの形を作っていけると思います。
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その他のチラシ事例
渡辺酒造店さんは、他にも参考になるチラシを多数作られています。
例えばこれ。
チラシに漫画を組み合わせたチラシです。
チラシと漫画は、相性が良く、ピンポイントで漫画を使うことにより、思わず読んでしまうチラシになります。
飛騨市は、「君の名は」で話題の場所で、それにちなんだ聖地の酒というのも出されました。
そこには、アニメのイラストを入れています。
この辺のチラシの作り方もさすがです。
次のチラシですが、こんなチラシ?POP?を考える日本酒蔵さんは他にはないと思います。。
スタッフが本当に楽しんでいないと作れないです。
悪く言えば、すべることを恐れない。それ以上に見た人にインパクトを与える。
こういうチラシにもどんどんチャレンジしていくと、チラシを作ることが苦痛ではなく楽しくなっていきます。
まとめ
渡辺酒造店さんの売り上げは右肩上がりです。
チラシだけでなく、新しい商品もどんどん開発されています。
商品を見せる工夫、宣伝の仕方がすごく上手いです。
実際チラシだけでなく、お酒も美味しいです。
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