学生の頃って、何となくノートに絵を描いてみたくなりますよね・・
描いてるうちに、もしかして自分って才能あるんじゃないの!?
みたいなことを思ったこともあります。(間違いなく勘違いですが・・)
たまたま押し入れを整理していたら、何十年も前に描いた漫画が出てきました。
漫画を描いたと言っても、ケント紙を使ったり、スクリーントーンを使ったりしたものではありません。。
ネコチラ
まだ若かったからこんな内容を描けたのか・・今では考えも出来ないような内容です・・
落書きの割には、キッチリ書いています。そこはノート描きのこだわり?です。
ストーリーを考えよう
漫画を描くには、絵も大事ですが話のストーリーもすごく重要です。
短編で描くのであれば、何を伝えたい漫画なのか?短いストーリーで完結させるための起承転結を考えないといけません。
恋愛ストーリーなら出会って何かが起きるまでの話を考えたり、ヤンキー漫画なら、弱い主人公が強い敵に勝つまでの話であったり・・(ちょっと発想が数十年前で止まっているので・・)
淡々とした内容よりも、短編でもストーリーの中に数回の驚きや感動を入れるようにした方がいいです。
ちょっと漫画を貼り付けていきます
ネコチラ
まず3枚貼りました。
まず今の状況を説明するために、主人公のセリフとは別に四角で囲って語りを入れています。これで、夏休みにおばあちゃんの家に一人で遊びにきていて帰るところ。というのがわかります。
おばあちゃんは今後話に出てこないので、あえて顔は出していません。
キャラ設定をする
登場人物のキャラ設定を始めに考えましょう。
名前・年齢・性別・家族構成・好きな食べ物・性格など、話に関係なくても、出来るだけ細かく考える方が、キャラがぶれなくなります。
主人公はもちろんのことヒロイン・サブキャラまでしっかり細かく考えましょう。
今回の漫画のキャラクターは・・覚えていません・・
ネコチラはマメなのできっちり考えていたはずですが。。
では続きです。
主人公の名前をサラッと出す
主人公の名前は重要です。早めに自然と出すようにしましょう。
ここで主人公の名前は「青井ゆう」ということがわかりました。
モフは、正式名はまだわかりませんが、主人公の中では「モフ」になりました。
描き方、構成を考える
漫画のコマ割りも大事な部分です。コマ割りのコツは、魅せる部分は大きくコマを使うことです。
コマ割りは、漫画の作者によってバラバラなので決まりはありませんが、ネコチラの漫画はオーソドックスなコマ割りだと思います。
建物・風景はしっかり見せることで、その場所の情景がわかります。
ちなみに、この漫画は、田舎のおばあちゃんのとこから出てきて、人通りの少ない山道を歩いているというのが、何となくわかるかと思います。
ではもう少し続きを見てみましょう。
出た、まさかのファンタジー系?!
歳をとると、こんな感じのストーリー思いつきもしません。。
見てるだけで恥ずかしいです。。
印象に残るキャラを作ろう
なんとなく印象に残るキャラクターは出したほうがいいです。
今回の漫画の印象に残るキャラは、モフでしょう。
この漫画を見た昔の友だちが、10年経っても、あの犬モフみたいやな。とか言ってたので。。
ただのノートの落書きでも、そこまで印象に残るキャラを出せたら文句なしでしょ!
擬音を使って表現しよう
擬音とは、ドドドッとか、ササッとか、ドカーンみたいなやつです。
ネコチラ
改めて見てみると、さほど擬音で描き方を変えていないですが・・
最初の「ヴォッ」「ビビ」と次のページの「ヴォッ」だと後のページの方が少し柔らかなタッチになってるのがわかっていただけるでしょうか?・・
モフが走る「スタスタ」の擬音は普通に1本書きしています。
擬音を描きわけることで、全然イメージが変わってきます。
では続きです。
短編は、テンポよくすすんでいきます。
このページで、モフの本名?がわかりました。「山兵衛」です。
そしてヒロインでしょうか。新キャラ登場です。
このヒロインキャラの数コマで、モフの名前、さらにはモフが不思議な力を持った何か?というのが少しずつ出てきました。
この女性も何者なのか。。気になるところ?
モフは、なんと、本当にゆうくんを家に連れてきちゃいました。
風景で、住宅街を出すことで、今までの田舎とは違うな。というのをしっかりと見せています。
ということで、ここで終わりです。。
誰も続きが気にならないと思いますが終わりです。。
なぜなら、ここまでしか書いていなかったから・・
そして、おっさんになったネコチラにこの続きを描く頭はないからです・・
まとめ
今回は、アナログ?というかノートで遊びで描く漫画の描き方の説明です。
先が見たくなるように仕掛けていくのが一番難しくもあり頭を使うところでもあります。
ネコチラ
最近はチラシにも漫画を載せているお店も多くあります。
もちろんパソコンを使って書いていると思いますが。。
少しでも参考になればと思い、漫画について書いてみました。
学生の頃、もう少し続きを描いてればよかったです・・
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