2020年になって、一般の方や企業さんまで動画を始めたい。ユーチューブを始めたいという方が増えてきました。
今まで大人の方でユーチューブを見たことがなかった方も2019年あたりから見るようになったという方も多いと思います。
その理由として、携帯で手軽に動画を見ることが出来て、バラエティ系の動画ばかりでなく学びになる動画も増えてきたこともひとつの要因かと思います。
芸能人もどんどん参入してきて、本当にすごい時代になったなと思います。
個人でもユーチューブをアップしたい。小さなお店や企業さんも出来ればお金をかけず自分で動画を撮ってアップしたいと思っている方がおられるでしょう。
動画を撮影するためには、撮影内容と編集技術が必要になります。
今回は、編集方法ではなく動画を作るにあたっての基本的な構成の考え方についてご説明していきたいと思います。
実際ぼくが作った台本を使っていきます。
動画を作る前に台本を作ろう
動画を作るのに、なんとなく撮影する内容を考えて動画を撮ってみよう。と考えていませんか?
初めて動画を撮影するのに(初めてじゃなくてもですが・・)5分や10分しゃべるのって結構大変なんです。
話の内容が途中でおかしくなったり、「えーっ」「あーっ」みたいな考える単語が多くなったり。
ということで、台本は必須です。しかも出来るだけ細かい台本を書くようにしましょう。
台本の構成
台本を作るといっても、話す内容をただ順番に書けばいいものではありません。
特に説明系やノウハウを伝える系の動画の場合は、基本的な流れを覚えておく必要があります。
必ずこれをしないといけないというわけではありませんが、この流れが一番見ている方に伝わりやすいので。
最初に伝える3つの内容
まず初めの1~2分がつかみの部分になります。
ここがまずすごく重要になります。
この3つを順番に伝えるようにしましょう。
- この動画をどういった方に伝えたいのか?
- この動画で話をする内容のポイント
- この動画を見終わった後、どのような幸せがあるのか?
例えば、レンタル用ビールサーバーの使い方の動画を撮影するとします。
上記のポイントを押さえた台本を作成するとこのような形になります。
今日はレンタルビールサーバーの使い方について説明していこうと思います。
レンタルビールサーバーとはイベントやバーベキュー、パーティなどで利用するビールサーバーのことです。
まず貸し出し用ビールサーバーには、2種類のタイプがあります。
ひとつが瞬冷式ビールサーバー、もうひとつが氷冷式ビールサーバーになります。
電気のコンセントをつなぐ場所がある場合は、飲食店さんなどでも利用される瞬冷式ビールサーバーをおすすめしています。野外で電気が使えない場合は氷冷式ビールサーバーをお貸しする形となります。
普段ビールサーバーに触れることがない方も多くホースのつなぎ方がわからない。
ビールが冷えないなどで困ることがないように、サーバーの利用方法について詳細に説明していこうと思います。
今回ご説明するポイントは5つです。
・ビールサーバーの接続方法
・ガス圧の設定
・ビールの注ぎ方
・よくあるトラブルと対処法
・使用後の注意
この5つに分けて説明していきます。
(ポイント5つは画像を入れる)
ビールサーバーの使い方でわからないことがあっても、これを見れば安心してイベントに集中出来て、美味しいビールを楽しんで頂くことが出来ますよ。
ビールサーバーを普段使わないけどイベント等で使用する方に、ポイントを5つご紹介し、これを見ることで安心して美味しいビールを飲むことが出来る。
という内容になっています。
このつかみの流れを覚えるだけで、後見てもらえる確率が大きく変わります。
ポイントを詳細に説明する
ビールサーバーについての5つのポイントを動画で順番に説明していきます。
台本を書くときは、話の内容と同時に、映像をイメージして文字をどのように入れるかも一緒に書いておきましょう。
瞬冷式ビールサーバーの使い方
(大きめのテロップ)
まずこちらの瞬冷式タイプを使ってご説明していきます。
ご用意するものは3つです。
・ビールサーバー
・ビールの樽
・ガス
(上記画像を入れる)
この3つになります。
まず瞬冷式サーバーは、サーバー内に水を入れ、サーバー内にある冷却プレートを電気で冷やしてビールを急速冷却し出すシステムです。
簡単に言うと、水を入れコンセントを差し、半日以上置いておくと、中のコイルに氷が着氷し冷たいビールが出るようになるのです。
ですので、瞬冷式サーバーは利用する半日以上前から準備しておく必要があります。
では早速ホースのつなぎ方から説明していきたいと思います。
(説明・・)
次にビールトレイの付け方です。
(説明・・)
次に、ガスのつなぎ方についてご説明します。
(レンチで締める・・)
ではついにビールの樽にヘッドを付けます。
(ビールのレバーをあげて回して下げる・・など)
後はガス栓をオープンにして、ガス圧を調整するだけです。
ガス圧は夏場は2.5、冬場は2.0を目安に調整してください。
このガス圧の調整を間違えると、泡だらけのビールになる原因にもなります。
氷冷式ビールサーバーの使い方
(大き目のテロップ)
瞬冷式ビールサーバーとの違いは氷でサーバーを冷やすということです。
ですので、氷は別に用意して頂かないといけませんが、瞬冷式と違い、電源もいらず5分ほどでサーバーが使えるようになるのが利点です。
サーバー内にコールドプレートがあり、このプレートを氷で冷やすことで冷たいビールが出ます。
氷は板氷でもロックアイスどちらでもかまいませんが、コールドプレートに氷ちゃんと接していることが重要です。
溶けた氷の水を抜くホースを取り付ければ完成です。
後は先程の説明と同じようにガスとビールをセットしましょう。
ビールの注ぎ方
(大き目のテロップ)
タップにビールを密着させます。
レバーを手前に引くとビールが出ます。
7割から8割ビールを注いだら、レバーを戻しタップを締めます。
レバーを押すと泡付けが出来ます。
これで美味しいビールが出来上がりました。
よくあるトラブルと対処法
(大き目のテロップ)
夏場、ビールが泡ばかりになるトラブルがあります。
まずはガス圧の確認をします。圧に問題がなければ樽が熱くなりすぎている可能性があります。
いくらサーバーを冷やしても、樽自体が30度とかになってしまうと、泡ばかりになることがあります。
特に瞬冷式サーバーは夏場連続で20Lを抽出することは出来ません。
気温が高い場合は、バケツなどを用意し、樽を氷水につけておくようにしましょう。
上部の蓋を開け、コイル回りの氷が溶けてきていたら、水の中に氷を入れ応急処置として冷やすようにしましょう。
使用後の注意点
(大き目のテロップ)
瞬冷式サーバーは使用後は水を抜いて下さい。
(抜き方の説明)
氷冷サーバーは、サーバー内の水を捨てて下さい。
ガスの元栓を閉めます。
ヘッドのレバーをあげ半時計回りに外します。
ホースを外します。
これでポイントの説明が終わりました。
結構詳細に台本を作っています。これくらい作らないと話すことを忘れたりしてしまうので。
最後に一連のまとめを話す
最後にまとめとして、話した内容を整理して話したり、サーバーのレンタル先は概要欄に貼っています。と伝えたりしましょう。
関連動画の説明をするのもありです。
まとめ
動画撮影のための台本について説明しました。
ユーチューブで10分程度話すだけでも、台本がないと見ている方にわかりやすく伝わりません。
まずは台本作りからチャレンジしましょう。
次は動画編集ですよ!
【動画編集】Filmora(フィモーラ)9の使い方をマスターしよう
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