チラシを作っていて内容に悩むことってありますよね。
チラシを毎月出しているけど内容が思いつかない。お店でハンドチラシを配布しているけど、良いネタがない。
そのような方にネタ探しの方法をお教えしていきます。
チラシを配布しているといっても様々な業種の方がおられると思います。
出来るだけどのような方にでも参考になる内容にしています。
チラシ作りのネタ探しはポイントを押さえれば無限に出てきます。では早速ご説明していきます。
チラシの目的を明確にする
そもそもチラシのネタの前に、チラシを配布する目的をキッチリ決めていますか?
ただなんとなく毎月作っているから作成しているでは、チラシの効果も出ません。
内容は業種により変わりますが、チラシを配る限りは何か目的があるはずです。ターゲットや本当に売りたい商品をまず決めます。
自店が販売したい商品を決める
特価チラシを出しているお店もあると思いますが、近隣のお店が安いからとって何も考えず利益を減らして安売りをしている。
これでは、いつかお店はつぶれてしまいます。特売している商品はすべてメーカーから補填をもらっているのであればいいのですが・・
利益の薄い商品をただ売りたいのが目的ならそれでいいのですが、自店が本当に売りたい商品は何なのか?育てていきたい商品は何なのか?他店と差別化を図れて、安売りをしなくてもお客様に喜んでいただける商品をどうアピールするかをチラシに反映させましょう。
・近隣店では取り扱いの無い商品
・利益のしっかりと取れる商品
・付加価値のある商品
・季節限定品ももちろんいいですが、一番いいのは年中販売出来る商品
・お客様に喜んでもらえる、販売スタッフが自信を持っておすすめ出来る商品
ターゲットを決める
商品の販売でなくても目的を持つのはどの業種も同じです。
塾のチラシであれば、当然生徒を集めたいというのが目的になりますよね。
しかし、どのような生徒を集めたいか?どの学年の生徒を集めたいか?の目的を明確にしないと、当たりはずれのない誰にも響かないチラシになってしまいます。
どのような生徒とは、「例えばどこの塾でも成績が伸びないお子様」「勉強が苦手なお子様」「東大を目指したいお子様」のように、ターゲットが違うだけでアピール内容も変わってきますよね。
お米を販売しているとします。買われる方のターゲットを30代で小さなお子様のいる主婦をターゲットにしたとします。
そうすると、お子様にも安心安全な農薬を控えたお米を提案したり、それでいて値段がそんなに高くないお米であったり、自転車で持って帰るのが大変な方には配達も提案したり、イラストはそういう若い主婦の方向けのイラストにしたり。。
同じ商品でも色々な伝え方が出来ます。
まずはしっかりと目的を決めましょう。
塾・教室チラシの効果を高める配布時期とターゲット選定
季節に応じて内容を考える
チラシを作るのに季節感はすごく重要です。お客様は季節に応じてほしいものが違います。
例えば日本酒で例えてみます。
・春にはかわいい柄のワンカップでお花見に持っていきませんか?桜色に変化する日本酒あります。
・夏に日本酒をおすすめするなら、冷酒で美味しいお酒を提案します。ブルーのボトルで夏限定のお酒などもいいですね。
・秋になると「ひやおろし」がおすすめ。今しか飲めない限定酒です。
・冬になると熱燗にしておいしいお酒。正月用の金箔酒。
このように日本酒ひとつでも季節に応じて提案が違います。
みなさんが取り扱っている商品でも季節によって提案方法を変えるだけで、お客様への反応は大きく変わります。
もちろん内容だけでなく、デザインも季節感を出す必要があります。
春には桜の柄を取り入れてピンクのデザインにしたり、夏場は海をイメージして黄色や水色の背景にしたり、秋は紅葉、冬は雪のような感じでデザインするだけでもチラシのイメージは大きく変わります。
季節に応じた見出しの作り方はチラシの見出しデザイン例!フォントや色でインパクトを出そうで詳しく説明していますのでそちらをご覧ください。
年に数回イベントで集客する
チラシ集客の目玉のひとつとしてイベントを実施することも重要です。
毎年、年間のイベントスケジュールをまず決めます。
春夏秋冬してもいいですし、夏と冬の2回でも構いません。
創業祭・歳末感謝祭・収穫祭などのタイトルでイベントを行います。
イベントとは、ガラガラ抽選やサイコロイベント、その他お客様が楽しめるイベントのことです。
経費もかかることなので毎月行うわけにはいかないと思います。
しかし日頃の感謝の気持ちでお客様に還元する。そして、イベントを広める手段のひとつとしてチラシを使った集客をしましょう。
A4チラシを配布する場合は、片面はすべてイベントの告知に使います。
裏面には、販売店であれば特価商品を掲載したり、来店してお得な内容の紙面にしましょう。
イベントをする場合は、ひとつだけでなく複数あるとさらに多くの方にご来店していただけるきっかけになります。
ポスティング・店内での配布、両方を行うことでさらに成功率も上がります。
イベントチラシのデザイン例。テンプレートを元に作り方を詳しく説明します。
まとめ
チラシのネタは、少し考え方や切り口を考えるだけでたくさん出てきます。
ターゲットを決め、売りたい商品を決める。後は季節に応じた商品を販売したり、同じ商品でも出し方を工夫したりしましょう。
定期的なイベントも行えば、1年間チラシのネタに困ることはありませんよ。
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