夏になると美味しい冷酒が飲みたくなってきますよね。
冷酒と日本酒って違うの?という方もおられますが、冷酒とは日本酒を冷たく冷やしたお酒のことです。
冷酒を美味しく飲む方法から、冷酒を美味しくするためのグラス。さらに冷酒のおいしさを活かすためのおつまみまで冷酒を楽しむ方法をご紹介したいと思います。
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冷酒の読み方
この前居酒屋さんで隣の席の男の方が、冷酒(れいしゅ)を(ひやざけ)と呼んでいました。
ちなみに冷酒(れいしゅ)とは冷たく冷やしたお酒ですが、お酒の冷や(ひや)とは常温のお酒のことを言います。
熱燗に対して、常温のお酒を「冷や」と呼びます。
冷酒に合うお酒ってどんなお酒?
日本酒には特定名称酒といって色々な名称があります。
それぞれ原料や味の特徴も違うので見ていきましょう。
特定名称 | 原料 | 精米歩合 | 麹米歩合 | 味の特徴 |
本醸造 | 米・米麹・醸造アルコール | 70%以下 | 15%以上 | 辛口のお酒が多く、シンプルに日本酒の味を味わいたい方や、昔から日本酒を飲んでいる年配者の方に好まれる傾向があります。 |
純米酒 | 米・米麹 | 15%以上 | 米と米麹だけで作ったお酒。吟醸とは違ったふくよかな香り、濃厚な味が特徴です。 | |
吟醸酒 | 米・米麹・醸造アルコール | 60%以下 | 15%以上 | フルーティな香りが特徴で、近頃はワイングラスで飲まれる方もおられます。 |
大吟醸酒 | 米・米麹・醸造アルコール | 50%以下 | 15%以上 | 吟醸酒よりも香りが濃厚で口当たりがよく澄んだ味わいが特徴です。 |
上記以外にも純米吟醸・純米大吟醸・特別本醸造・特別純米酒が特定名称酒とされています。
一般的に、価格的には本醸造が一番お手頃価格で、続いて純米酒、吟醸酒、大吟醸酒と値段が高くなります。
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冷酒のおいしさが際立つ温度
冷酒は日本酒を冷たくすることなので、ガンガンと冷たくして飲んじゃえ!という方もおられます。
日本酒を5度前後に冷やすことを「雪冷え」10度前後に冷やすことを「花冷え」と言います。
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冷酒は、10度前後の「花冷え」が吟醸の良さを一番引き立たせる温度です。
香りも華やかで、シャープな味わいを楽しむことが出来るんです。
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冷酒に合う器とグラス。おすすめは徳利(とっくり)
徳利といえば熱燗をイメージする方もおられます。
確かにこういう徳利は、熱燗にして飲むと美味しいなと感じます。
しかし冷酒にはガラスの徳利がお勧めなんです。
ガラスの徳利とおそろいのガラスのグラス。
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ワンランク上の切子のグラスの徳利とグラス。日本酒の冷酒をちょっと贅沢に楽しむ事もできます。
居酒屋さんでよく見かけるのは、升を使ってなみなみに注がれるスタイル。
これを「もっきり」と言います。「盛り切り」が由来で名づけられました。
お店の方のサービス精神を感じる飲み方ですよね。グラスに口を近づけて飲んで、さらに升のお酒も飲んで!
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日本酒のグラスについてもっと知りたい方は、日本酒グラスをまとめた記事がありますので、そちらもご覧ください。
2020日本酒のグラス選びで美味しさを比較!おしゃれな酒器で地酒を楽しもう
冷酒に合うおつまみ
冷酒には吟醸酒系が合います。吟醸酒は香りの高いお酒なので、淡泊な素材を生かした料理が合います。
白身魚の刺身やムース。あさりの酒蒸し、タラの芽、山菜の天ぷら、魚の塩焼きなどがおすすめです。
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まとめ
日本酒にはすごくたくさんの種類があります。
吟醸といっても、蔵のお酒によって味が全然違います。
色々な日本酒を試して、自分に合うベストな冷酒を見つけてみましょう。
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