チラシにクーポン券を付けてチラシを配布してみようかな。
店頭で次回来店頂けるよう、クーポン券を配ろうかな。
クーポン券を配ったけど、イマイチ回収率が低い。もっと値引きした方がいいの?
クーポン付チラシをお考えの方へ、今回はクーポン券の配布方法、チラシの掲載方法、クーポン券の中身についてお話したいと思います。
ネコチラ
福桃
目次
クーポン券のデメリット
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クーポン券の使い方を知りたいと思ってこのブログを見て下さっているのに、いきなりクーポン券を否定すみません。
なぜ、出だしからこんなことを言うのか。クーポンを全否定してるわけではありません。
ぼくの経験ですが、クーポンを多用し失敗したお店があるので、まずこれだけはしてほしくない。考え方を理解してほしい。という意味で書きます。
クーポン券の多様はしないほうがいい
あるお店で、チラシに200円引きのクーポン券を付けてポスティングしよう。というお店がありました。
そのお店は、根性で、毎月チラシ5000枚にホッチキスでクーポンを付けて配りました。
チラシにクーポンを載せる方法は2種類あり、チラシの中にクーポン券を入れるパターンと、クーポン券を別にチラシに付けるパターンがあります。
このお店は、クーポンを別に付けたほうが、回収率が高いというネコチラのちょっとした立ち話のアドバイスを聞いて、実行していました。
そのクーポンは、お店の伸ばしていきたいカテゴリーがあり、そのカテゴリーに対してのみ使えるクーポンでした。
それを、毎月必ず配布し、店頭でも配布し続けました。
その結果どうなったか?
お客様は、クーポンがないと損と思うようになり、クーポンがないと売れなくなってしまったのです。
お店も、色々販促を考えているつもりでも、結局値引きがないと売れないと思ってしまい、クーポンは絶対付けないといけないと思ってしまっていました。
値引きだけに頼り続けた結果です。
別の事例もあります。ネコチラの知り合いが美容室でカットをするときに、割引クーポンをよく貰うらしいのですが、毎回クーポンをくれるから、クーポンがないと損した気分になってクーポンがないときは行かなくなったそうです。これって本末転倒ですよね。
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費用対効果を高めるため、3つのパターンからチラシを決めよう
毎回、次回使えるクーポン券を渡す。みたいな、値引きだよりみたいなことでなければ、クーポンも生かせると思います。
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クーポンを渡しても、すぐ捨てられるような、10円引きクーポンとかではなく、本当に必要なときに、これはお客様に渡したら絶対喜んでもらえる、持ってきてもらえるというのを考えないといけません。
お店の販促に合わせたクーポン・値引きチラシを考え、費用対効果に合ったチラシを実施しよう。
3つの方法からチラシでのドリンクサービス告知を考える
1ドリンクサービスを開店記念で告知するために3種類のチラシから、それぞれの効果を考えていきたいと思います。
クーポン券をチラシに付ける
チラシにクーポン券を付けた場合のチラシです。
このクーポン券を持参して頂くと、1ドリンクサービスになります。
クーポンを付ける良さは、クーポンが別についてることにより、「クーポンを外して持っておこう」「財布にも入れやすい」「チラシの見た目にもインパクトがある」ということです。
チラシのデザインの中にクーポンを印刷する
クーポン券をチラシのデザインの中に入れることで、クーポンをホッチキスする手間も省けます。
「チラシを切り抜いて持ってきてもらわないといけない」「チラシと一緒に捨てられてしまう」可能性はあるものの、わざわざ切り取る方は、持参して来店して頂ける可能性が高いです。
上記2つは、クーポンを持参した方のみが対象です。
すべての方には値引きしたくない。
A地区のお客様を増やしたいから、その地区のみクーポン券を付ける。
などの販促時には効果を出します。
すべてのお客様にワンドリンクサービス
クーポンを持ってきた方だけでなく、その期間は来店して頂いたら、全てのお客様にワンドリンクサービスをするという場合には、クーポンにする必要はありません。
クーポンにすると、忘れたらドリンクサービスしてもらえない。
わざわざクーポンを持っていくのが面倒。
というのをなくすためにも、クーポンではなく、来店して頂ければ1ドリンク無料というチラシにするのが一番かと思います。
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今回福桃さんが配布したチラシの費用対効果
結局クーポン付ではなくチラシに値引き告知をしたチラシにしました。(今回は実質クーポンの費用対効果とは少し違いますが)
配布枚数は2000枚。自身でのポスティングです。チラシ経費は、ビスタプリントさんを利用し、5200円(税抜)
公式サイト高品質チラシ作成100枚1,100円。豊富なテンプレートでwebで簡単作成!
一切開店告知をせず、店頭にもワンドリンクサービス告知を出さずにスタートしました。
席数16席のお店の5日間の来店数は、80名、売上約36万円でした。
ワンドリンクの経費は、仕入れにして平均100円。烏龍茶などの方もおられたので、安く済みました。
ドリンクの経費は8000円。チラシと合わせると13,200円の経費で36万円の売り上げを上げたことになります。
後日、クーポンを別途付けたチラシと、チラシの中にクーポン券を入れたパターンも1000枚づつ配布し実験しました。
オープン3カ月記念と半年記念です。(記念かどうかわかりませんが・・)
どちらも3日間限定にしました。
クーポンを別に付けたチラシのクーポン回収率は16枚。
クーポンをチラシに印刷したチラシのクーポン回収率は12枚でした。
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イベントクーポンは効果あり
お店のイベントとして、ハズレなしのガラガラ抽選会を開催されたお店があります。
ガラガラ抽選の期間は2日間。3000円以上のご購入で抽選が出来ます。
このお店の月の平均来店回数2回(1カ月に2回来店されるということです)
もちろんその日に購入された方は抽選を出来るのですが、その前に来て頂いた方にも抽選をしてもらいたい。というお店の想いがありました。
半月前から、3000円以上ご購入の方に当日ガラガラ抽選が出来るクーポン券を配布しました。
ガラガラ前日までのクーポン券の配布枚数は約300枚。
当日イベントにガラガラクーポン券を持ってこられた方は80名もいました。
さらにその3分の2以上のお客様は、抽選だけして帰るのではなく、何かを購入していかれました。
そのおかげで、にぎやかしにもなり、期間の売上も大幅にアップしました。
クーポン券の作成
かっこいいクーポン券を作りたい、自分でクーポン券が作れない。
という方は、先程印刷でご紹介したビスタプリントをおすすめします。
ビスタプリントさんでは、様々なクーポン券のテンプレートがあり、それを使って簡単に印刷依頼が出来るんです。
やり方は簡単!
ビスタプリントさんのサイトから“チラシ等その他印刷物”の “クーポン券印刷”をクリックします。
“次に豊富なデザインから選択する”を選んで、沢山あるテンプレートから選ぶだけです。
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店名・電話番号も簡単に入れることが出来るので、ぜひ利用してみて下さい。
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まとめ
値引きのクーポン券を配布する場合は、まず値引き以外のお店の魅力を上げることを考え、そのプラスアルファとしてクーポンを使う。という発想が良いと思います。
イベント集客のためのクーポンなどは、効果を発揮します。
スーパーさんなどは、値引きの原資をメーカーからもらい、その分をクーポンとして使っています。
そういうのがない小さなお店は、あまりクーポン値引きに頼らず、クーポンをする場合は、使い方をしっかり考えて実施するようにしましょう。
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